【ワイン名】
クローズ・エルミタージュ エ ラ バニエル
/ Crozes Hermitage Et La Banniere
【生産地域】
フランス コート・デュ・ローヌ
【ドメーヌ】
Domaine Du Coulet
/ ドメーヌ・デュ・クレ
【造り手】
マチュ・バレー
/ Matthieu Barret
【生産年】
2020
【タイプ】
赤
【品種】
シラー100%
【ALC度数】
%
【容量】
750ml
【味わい】
パープルガーネットやスミレ色の外観。
ザクロやフランボワーズ、スパイスのアロマ。
心地よく拡がりのあるタンニンに溶け込ん
だ旨味がエッセンスとなる、しっかりとしたボ
ディが安定感を生みます。フルボディ。
【栽培】
クローズ・エルミタージュ、
ボーモン=モントゥ村の石灰岩土壌。
ビオロジック/ビオディヴァン。
【醸造】
全房でステンレスタンクで10日間
マセラシオンカルボニック後、垂直式
圧搾機でプレス。80hlのセメントタンク
で発酵・マロラクティック発酵・熟成
(ピジャージュ6回・ルモンタージュ3回)
無濾過・無清澄
SO2瓶詰め時:10mg/L トータル:33mg/L
●●ドメーヌ・デュ・クレ
/Domaine Du Coulet●●
北ローヌで究極のビオディナミ栽培が生み出す
パワフルシラー。
2012年1月、究極のシラーを求めて北ローヌの
主要都市ヴァランスから車でローヌ川を渡り西へ
15分、ローヌ山脈へ向かうとそこは偉大なAOC
コルナス!ローヌ川右岸サンジョセフの南に位
置する。ケルト語で「焼けた大地」を意味するコ
ルナスの畑は、太陽がジリジリ照り付ける険しい
東向きの斜面にテラスと呼ばれる階段状に広が
っています。この歴史豊かな畑から生み出される
ワインは、ほとんどがシラー 100%で造る赤、一
般的に北部ローヌの赤ワインはシラー主体で造
りますが、特有の強い渋みを和らげるためヴィ
オニエ・マルサンヌ・ルーサンヌなどの白ブドウ
を若干補助品種として使うことを規定していま
す。しかしながら、このAOCコルナスはその規定
を持ちません。そのため色濃くタンニンの強い
野性味溢れるワインが生み出されています。
ドメーヌ・デュ・クレの生産者マチュ・バレーは、
ここコルナスで1999年に祖父のドメーヌを譲り受
け、現在では13haの畑を所有しています。土壌
は「ゴア」と呼ばれる古い花崗岩でワインにミネ
ラル感を与えてくれます。平均樹齢35 〜 40
年、中には1920年代に植えられた80 〜 90年
のシラーの古木が含まれます。土壌の活力を活
かすため2001年からビオロジック、2002年から
ビオディナミ農法を実践し、自然との調和を大
切にするため「haie(エ)」と呼ばれる雑木林
を畑の周りに自然な形で残し、地中の水分調整を
行っています。畑の土はフカフカでブドウの樹た
ちが活力持って生きているのがよくわかります。
醸造方法にも強い拘りを持ち発酵はブドウの
力を蓄えやすく澱も取り除きやすい卵形のセメン
トタンクで行い、テロワールを最大限に表現する
ため熟成には新樽は使用しません。
こうして造られたワインは、パワフルながらも
繊細で且つ複雑味と余韻に富み、まさに北ロー
ヌが生み出したグランヴァンと言えるでしょう。
フランスの三ツ星レストランPic(ピック)、
Le Cilantro(ル・シラントロ)など著名レスト
ランにもオンリストされ、マチュ・バレーの名は
自然派ワイン界のみならず、ワイン業界全体
からも熱い注目を受けています。
“底抜けに明るい私生活と真剣そのものの
ワイン造り”マチュが生みだす情熱のシラーを是
非ご賞味下さい。
(インポーター様資料により)
20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
20歳未満の方へのお酒の販売はいたしておりません。